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占いジプシーを克服したい人必見!占い依存の原因とやめる方法を紹介

悩みをもつ人にとって、占い師はとても心強い存在ですよね。

誰にも相談できない深い悩みでも、占い師に相談するだけで解決の道筋を示してくれます。

しかし、占い師を頼るあまり、依存が進んでしまう危険も。

そんな状況が占い依存や、占いジプシーと呼ばれるものです。

悪化すると、精神的に病んだり、金銭的に追い詰められたりと人生を大きく狂わせてしまいます。

幸せになるための占いなのに、逆に不幸になってしまっては本末転倒。

そこでこの記事では、占いジプシーの原因や克服法を、実際の体験談も交えながら紹介します。

これから占いに頼ってみようと思っている人も、すでに占いを利用してもうやめたいと思っている人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

占いジプシーとは

占いジプシー

占いジプシーとは、占い依存や占い中毒の状態のことです。

ジプシーの本来の意味は、移動型民族というもの。

一人の鑑定結果では満足できず、よりよい結果を求め多くの占い師を転々とする様を、移動民族にたとえて占いジプシーと呼んでいます。

占いジプシーでは、やめたいけどやめられないという深刻な状態に陥っている人が大半です。

現在占いにハマっていない人でも、占いジプシーになりやすい人にはいくつかの特徴があるので、当てはまる人は注意しましょう。

占いジプシーの原因4選 【なりやすい人の特徴を紹介】

占いジプシー 原因

占いジプシーになりやすいのは、不安症な人

不安症な人は、悩みを占い師に相談することで一時的に不安を解消します。

しかし、すぐに「あの鑑定結果は正しいのか」「もっと違った解決策があるんじゃないか」と不安になり、ほかの答を求めるように。

そして、気付かぬうちに占いを利用する頻度が増えていく、という流れで依存が進みます。

依存しないためにも、鑑定結果はあくまでアドバイスとして受け取ることが大切。

占いそのものが、悩みを解決してくれるわけでも、自分を幸せにしてくるわけでもありません。

占いを参考に、自分の行動をどう変えていくかを考えていきましょう。

ここからはより詳しく、占いジプシーになりやすい人の特徴を4選紹介します。

占いジプシーになりやすい人の特徴
・自分の判断に自信がない人
・占いに正解を求める人
・話をとにかく聞いて欲しい人
・セカンドオピニオンを求める人

①自分の判断に自信がない人

占いジプシー 自信

自分の判断に自信がもてない人は、占いジプシーになりやすいです。

自分の判断に自信がないと、判断のたびに「本当にこれでいいのかな…。」と不安になってしまいますよね。

そんなとき、占い師からもっともらしいことを言われると、占い師の言葉を正しいものだと信じ、判断を全て任せてしまう傾向があります。

依存が進むと、占い師の言葉がなければ何も自分で決められないという最悪な状況に陥ることも。

人生は、たくさんの選択や判断で溢れています。

それらを全て占いで解決することが、生活面や精神面で自分を苦しめることになっていないか、一度考えてみましょう。

②占いに正解を求める人【完璧主義】

占いジプシー 完璧

占いに正解を求める人も、占いジプシーになりやすいです。

占いに正解を求める人は、占いに絶対的な正解があると信じ、色んな先生に相談します。

しかし、占い師によって鑑定結果は変わるため、相談すればするほど正解は分からなくなるばかり。

正解が分からないため、またほかの占い師に鑑定結果を聞きにいく…、という悪循環に陥ってしまいます。

あくまで占いは、自分の未来をよい方向に変えるためのヒントにすぎないということを頭に入れておくことが大切です。

③話をとにかく聞いて欲しい人【寂しがりや】

占いジプシー さみしがり

寂しがりやな人は、話を聞いて慰めてほしい、自分は間違っていないと肯定してほしいという思いが強いです。

そのため、親身に話を聞いてくれる占い師に依存してしまいがち。

話を聞いてもらうことが目的のため、相談内容があいまいで、つい長電話になってしまうことが多いです。

相談内容や時間を事前に決め、なんとなく占いを利用する習慣をなくすことが大切。

話を聞いてほしいときは、友達や家族など身近な人を頼るのもおすすめですよ。

④セカンドオピニオンを求める人

占いジプシー セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、「第二の相談」という意味で、鑑定を受けた占い師とは別の占い師に意見を求めるというもの。

一度の鑑定結果では納得できず、自分の求める答えが出るまで複数の占い師を回るのが特徴。

鑑定を受けても、「もっとよい鑑定結果があるのではないか」と不安になり、ほかの占い師に相談してしまいます。

一度決めた占い師は簡単に変えない、時間や値段を予め決めておくことが大切です。

占いジプシーの危険性

占いジプシー 危険

占いジプシーは、長期化すると非常に危険。

依存が習慣化すると、お金も時間もすべて占いに注ぎ込むようになり、生活が占い中心になります

「なにも手につかず、気付けば占いに数十万使っていた」というのはよくある話。

本当はやめたいと思っているのにやめられないのが、占いジプシーのおそろしいところです。

ここからは、占いジプシーの危険性を2点解説します。

占いジプシーの危険性
・都合のいいことしか受け入れない癖がつく
・占い依存をやめたくてもやめられない

都合のいいことしか受け入れない癖がつく

占いジプシー 受け入れない

1つ目は、都合のいいことしか受け入れない癖がつくこと。

鑑定を受けると、自分の納得のいかない鑑定結果をもらうこともあります。

その際に、占いジプシーは「ほかの先生はこう言っていたから、この鑑定結果は間違いだ。」と自分に都合の悪い結果を受け入れることができません。

いやなことから目を背け、自分のほしい答えだけを見ることが当たり前になります。

自分に向き合えないため、いつまでも悩みは解決できず、さらに占いの沼にハマることに。

鑑定を受けて満足するのではなく、どう行動を変えるかまで考えることが大切です。

占い依存をやめたくてもやめられない

占いジプシー やめられない

2つ目は、依存をやめたくてもやめられないということ。

一度依存すると、悩みを占い師に相談するのが当たり前になります。

依存が進行すると、相談していないときは常に不安を感じるまで、精神状態が悪化。

ここまでくると、やめようと思っても自分一人の力で占いから離れることは大変難しいです。

周りの人の助けも借りつつ、占いから距離を置くことが必要になってきます。

占いジプシー体験談【占い依存の私が克服するまで】

占いジプシー 体験談

ここまで、占いジプシーがどういったものかについて書いてきました。

ここからは、実際に占いにハマりそこから抜け出すまでの体験談を紹介します。

体験談女性のプロフィール
年齢:27歳
性別:女性
職業:会社員(事務)

占いジプシー初期

占いジプシー 初期

電話占いを利用したきっかけは、彼氏との破局でした。

誰かに相談するのも申し訳なく感じ、ひとり家でふさぎこんでいました。

趣味や仕事に打ち込んで、彼のことを必死で忘れようともしましたがどれも無駄。

結局、彼がいなくなった穴をほかの何かで埋めるなんてできなかったんです。

そんなときに、復縁に強い占い師がいるという話を聞き、わらにもすがる思いで相談してみました。

占い師からは、「半年以内には復縁できますよ。」と言われたんです。

復縁なんて絶対無理だと思っていた私は、復縁できるという言葉にすごく心が軽くなり、それからたびたび電話占いを利用するようになりました。

占いジプシー末期

占いジプシー 末期

利用の頻度も増え、気付けば毎日1回は必ず鑑定を受けるまでになっていました。

相談も復縁だけでなく、体調や将来の不安など、自分の話をひたすらきいてもらっていました。

話すと心が少しだけ軽くなったんです。

鑑定結果に満足がいかないと、3人以上の占い師に相談することもありました。

そんなことを続けていると、占いだけで月に50万近く使っていることに気が付いたんです。

占いのほかに、服や旅行などもっとお金を使いたいところがあるのに…。

そう思いながらも、占い師への相談をやめることはできませんでした。

占いジプシーの克服を決意してやったこと

「このままではいけない!」

そう思い、占いから卒業することを決めました。

まずは、毎日していた相談を2日に1回に減らしました

2日に1回相談することに慣れたら、次は3日に1回、4日に1回と徐々に頻度を減らしていったんです。

はじめのうちは、占い師に相談しない日はすごく不安で、仕事も家事もなにも手につきませんでしたが、友達や親など身近な人に話を聞いてもらうようにしました

周りの人の助けもあり、今では電話占いを利用することなく過ごせています。

占いジプシー克服に必要なこと

占いジプシーの克服には、自分を責めずゆっくり改善することが大切だと思います。

私自身、はじめは「占いに依存している自分はだめな人間なんだ…。」と思って自分を責めてばかりでした。

でも、それは自分を傷つけ依存をさらに進めることにしかならなかったんです。

そこで一旦、依存している自分を受け入れてあげることにしました。

辛い気持ちを慰めてほしいという思いは、あたりまえの感情です。

人はなにかしらに依存して生きているもの、それが自分にとってたまたま占いだったにすぎません。

そう思うと、心が軽くなり気軽に占いとの付き合い方を考えられるようになりました。

まず、占いに頼っている自分を認めてあげることが克服の第一歩になるんだと感じました。

占いジプシーを克服する方法4選

占いジプシー 克服

ここからは、占いジプシーを克服する方法を4選紹介します。

占いから中々抜け出せなくなっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

占いジプシーの克服方法
・占いに使う額を設定する
・生活環境を変える
・カードを預かってもらう
・早めにカウンセリングに行く

①占いに使う額を設定する

占いジプシー 予算

1つ目は、1カ月で占いに使う予算を決めること。

心の拠り所である占いを、いきなり全てやめるのは難しいです。

自分なりに段階を踏んで、徐々に占いから離れていきましょう。

まずは、占いに使っている値段や利用頻度を確認するのがおすすめ。

そこから、占いに使うお金や時間を毎週少しずつ減らすようスケジュールを組み、自己管理をしていくことが大切です。

必要であれば無料の電話占いも利用しながら、占い依存の状態を少しずつ脱却していきましょう。

②生活環境を変える

電話占い 一人暮らし

2つ目は、生活環境を変えること。

とくに一人暮らしの人は、周りに相談できる人がいないため、占いに依存しやすいです。

一人の世界を離れ、思い切って実家に帰るなど、今の生活を変化させることが肝心。

とにかく一人でいる時間を減らし、人と関わる機会を増やしましょう

占いのことを考える時間が次第に減り、依存から抜け出しやすくなりますよ。

③カードを預かってもらう

占いジプシー クレジット

3つ目は、クレジットカードを預かってもらうこと。

クレジットカード払いは、便利な分、つい使いすぎてしまいますよね。

いくら使っているのかを把握しにくく、知らず知らずのうちに、収入より支出のほうが多いという状況に陥ってしまう人もいます。

カードを預かってもらえば、強制的に占いの利用を制限できるので、絶対に占いから離れたいという人にはおすすめ。

まずは、自分の財布に入っている現金だけを見て、いくら使えるのかを頭に入れながら鑑定を受けてみましょう。

④早めにカウンセリングに行く

占いジプシー カウンセリング

4つ目は、早めにカウンセリングに行くこと。

本当の意味で依存を克服するには、根本的な原因を解決する必要があります。

そのためにも、カウンセラーに定期的に話を聞いてもらいましょう

占い師への相談を、少しずつカウンセラーへの相談に切り替えていくことが大切。

占いが楽しめなくなってきたという人は、一度カウンセリングに行くのがおすすめです。

占いジプシー まとめ

占いジプシー まとめ

占いジプシーを克服するのに大切な意識は以下の2点です。

克服に大切な意識
・結果を左右するのは自分の行動
・占いは楽しんで利用するもの

1つ目は、結果を左右するのは、占い師の言葉ではなく自分の行動ということ。

どんな高名な占い師でも、自分の未来を変えることはできません。

人生をよりよいものにできるのは自分だけ、占いはあくまで助言ということを忘れずに相談しましょう。

2つ目は、占いは本来楽しんで利用するものということ。

占いが自分を苦しめていると思ったときが、占いとの付き合い方を考えなおすタイミングです。

占いの本来の目的を忘れず、楽しんで利用できる範囲でとどめておきましょう。

占い依存をやめようと思っても、はじめから完璧にやめようと思う必要はありません

完璧にやめようと思ってしまうと、自分を追い込み、逆に依存心を強くしてしまうことにつながります。

どうしても誰かに相談したいという場合は、初回10分の電話占いサイトなどもありますよ。

まずは、占いに頼っている自分を認めてあげることから始め、少しずつ改善していきましょう。

 

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この記事を書いた人

占い好き女子だけで編成された日本一占いに詳しい編集部。占いのためなら全国どこにでも足を運び、本当に当たる占いの情報を日々追いかけている。タロットや手相など占いができるメンバーも在籍中!

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